✍️ この記事の監修者:RIKA(フローリスト・つつみ)
花屋歴20年/フラワー装飾技能士2級/NFDフラワーデザイナー1級(日本フラワーデザイナー協会)/熊本県八代市で創業45年の老舗花屋の二代目。
毎朝市場に足を運び「秀品」のみを仕入れるこだわりを持つ。
熊本県八代市の花屋「フローリスト・つつみ」のRIKAです。お供えの花のご注文で、いちばん多くいただくご相談——それは「色」のことです。
「お供えの花って、明るい色を入れてもいいんですか?」
基本の目安|四十九日までは白を基調に
まず一般的なマナーからお伝えすると、亡くなられて間もない時期(四十九日まで)は、白を基調にしたお花が無難とされています。白い菊・ユリ・トルコキキョウなどを中心に、淡いグリーンを添える形が定番です。
そこから時間の経過とともに、少しずつ色を加えていくのが昔ながらの流れです。
八代では「三回忌を過ぎたら明るい色」の方が多数派
当店のある八代市周辺では、三回忌を過ぎたあたりから、黄色やピンクなど明るい色を入れる方が多数派です。「もう明るく見送ってあげたい」「仏壇が華やかな方が故人も喜ぶ」と、皆さん自然にそうされていきます。
| 時期 | 色の目安(あくまで目安です) |
|---|---|
| 四十九日まで | 白を基調(菊・ユリ・トルコキキョウなど) |
| 四十九日〜三回忌ごろ | 白+淡い紫・淡いピンクなど控えめな色 |
| 三回忌以降 | 黄色・ピンク・オレンジなど明るい色もどうぞ |
最近は「最初からカラフル」のご家庭も増えています
そして近年は、この目安にとらわれないご家庭も増えました。亡くなられて間もなくても「この子は明るい色が好きだったから」とカラフルなお花を選ばれる方が、実際にいらっしゃいます。
先日も、「故人がバラの花が大好きだったんです」というご相談を受けて、バラを使ったお供えのアレンジメントをお作りしました。「お供えにバラはダメ」と聞いたことがある方も多いと思いますが(トゲのある花は避ける、という昔ながらの考え方です)、故人さまが愛した花で見送りたいという気持ちより大切なマナーはない、と私は思っています。トゲの処理など、花屋がきちんと配慮してお作りしますのでご安心ください。
こんなときはどうする?よくある質問
Q. よそのお宅へお供えを持参します。色はどうすれば?
A. ご自宅用と違って、よそさまへお持ちする場合は先方のご意向がわからないので、時期に合わせた無難な色合い(四十九日前なら白基調)がおすすめです。当店では「お持ちする相手・時期」を伺って、失礼のない色合いをご提案しています。
Q. 命日や月命日のお花は?
A. 年数が経っていれば、明るい色で大丈夫です。故人さまの好きだった花を一種入れるのも素敵ですよ。
Q. ペットのお供えにもルールはありますか?
A. 人と違って決まりごとはほとんどありません。その子に似合う色で、自由にお作りしています。
まとめ|「白でなきゃ」より「その人らしく」
お供えの花の色は、四十九日まで白基調・三回忌以降は明るい色も、が基本の目安。でも近年は多様化していて、故人さまの好きだった花や色で見送るご家庭が増えています。八代市で迷ったら、状況とお気持ちを電話で教えてください。20年の経験で、失礼がなく、気持ちの伝わるお花をご提案します。
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